島飯『 縁 ~えにし~』

島飯『 縁 ~えにし~』

2011年8月29日月曜日

『KAFA platinum party』

最近、事務所に届き物が多いんですが・・。突然届けるのやめてもらって良いですか?

今度は『プラチナチケット』届きました。


ホンマにプラチナ。指紋厳禁、触れません。宝石を扱う用の白い手袋が必要です。

こんなチケットを作る、変態彫刻家が主催のこのパーティー。
当日は赤い道がどうのこうのと申されておりましたが、いったい何を魅せてくれるやら。

チケット裏に書かれた内容を紹介しようと試みましたが、チケットに指紋が付くのが悔しく、裏面の写真撮影を断念・・・いちいちめんどくさいです(笑)。

『KAFA platinum party』
2011年9月10日(sat)19:00~、というのは確か。

詳細はこの辺でご確認下さい。

変態
彫刻家の
BLOG

変態なのに最高に素敵で、申し訳ありません。

2011年8月26日金曜日

『獅子吼~シンハナーダ』

少し先の話ですが、友人が舞台やります。観に行ったって下さい。

そう言えば、今まで興味は有りながら『舞台』を観る機会が無かったなぁ・・・。
紹介文に「紡ぎ出せ。眠る記憶の、その先を。鮮烈な歴史サスペンス」とあり、何やらやってくれそうな気配が・・。今からとても楽しみにしてます。

少し前に、彼が、ボランティアで被災地に出向いたとの事で、その時のスライド写真を見せてもらいました。
言葉に出来ない悲惨な状況を目の当たりにし、いろんな事を感じて帰って来たと聞きました。
その吸収した何か、エネルギーみたいなものを書き殴り『言葉の詩』として表現したものを、朗読という形で聞く機会がありました。

ほとんど同級生の男性を褒める事は有りませんが(笑)存在感の有るええ男です。
何より熱い。なかなかの温度ですわ。

期日:2011・10/15(sat)~10/16(sun)
場所:広島アステールプラザ多目的スタジオ

『獅子吼~シンハナーダ』

劇団:InnocentSphere (イノセントスフィア)
の、三浦知之君twitter。ご贔屓に。





2011年8月21日日曜日

『改めまして』

こんにちは。今日の雨は酷かったですね、最近の雨はとんでもない降り方です。
ニュースでも、全国各地で『ゲリラ豪雨』と呼ばれて大変な災害になっています。
引き続き地震も多いですし、地滑りや土砂災害、川の増水など、全国的に要注意ですね。


つい先日、名詞を一新しました。
以前BLOGで紹介した同級生デザイナー、株式会社MATOの北林氏がプレゼントしてくれました。




事務所に来るや否や、簡単げに手渡されて(笑)。

おおぉ!!渋いっ!!

まずオリジナルフォントを作製してくれてます。
それから印刷用にオリジナル型盤を作製。
そして地券紙というグレー地の味わい有る用紙に凹凸の出る活版印刷!!
実に手が込んでます。はい。

いろいろ意味を聞いたところ・・・、

まず、建築を扱う上で、明治時代、土地の売買等の概念が出て来た頃の、土地の券として発行されていたこの地券紙はぴったりだろう、と。
そして常に立体的な事柄を扱う仕事なので、名詞と言えど活版印刷で立体的に、と。
最後にオリジナルフォント。あなたは、明朝体ともゴシック体とも既成のフォントどれにも当てはまらなかったから作ったよ、と。


じ~ん・・・。


いや~感動です。名刺見て2回目の電流ですな。

これからは、この新しい様な古い様な(笑)、くすんだ味わい深い名詞が、僕の『顔』です。

北林君、有難う!




皆さん、改めまして

URAKATA design office & partners 代表 刈内邦夫 です。

今後とも宜しくお願いします。

2011年7月21日木曜日

『桃・柿育英会』

久し振りのBLOGアップです。

暑い日が続いています。
節電の心掛けと体調管理、上手くバランスを取らないといけませんね。



先日、先輩からチケットを頂き、建築家の『安藤忠雄』さんの講演会を聞いてきました。

震災後の日本の復興や将来の事、そして建築作品の事など、面白いエピソードを織り交ぜながら、独特の語り口で、あっという間の貴重なひと時でした。

話の中に、安藤さん自身が実行委員長を務められている、『桃・柿育英会』東日本大震災遺児育英資金という活動の話があり、おおいに共感し、参加させて頂く事としました。

『桃・柿育英会』東日本大震災遺児育英資金 公式HP



震災から既に数ヶ月経ちました。
被災地では、まだまだいろんな問題が山積みで、長期的な支援が必要だと改めて感じました。
これからも、微力ですが、自分の出来る事を少しづつ続けようと考えています。


書類の中に安藤さんの直筆(コピーですが)の言葉が入ってました。家宝に決定です(笑)。
良い話が聞けました。先輩、チケット有難う御座いました。

2011年6月20日月曜日

『Congratulations!』




先日、川辺のカフェで結婚パーティー。

途中パラパラと雨が降りましたが、それが逆に心地良く。

良い友と良い先輩。そして良い歌とヘンなお土産まで。

さわやかで心地良いパーティーでした。

結婚おめでとう。

プロ写真家が多かったので、ええ写真が沢山撮れとるじゃろうて。また見せてや。

Congratulations! Tatsuya & Midori !!






ちなみに嫁がBINGOでカープ。でかした!

2011年6月10日金曜日

『額装や看板など』

6月になりました。今日、明日と雨っぽいですね。

今日、事務所ではSignals聞いてます。


しばらく前のblogで油絵の話を書きましたが、その油絵を入れる額を考えさせて頂きました。


お店は、内装を手掛けさせて頂いた美容院『salon Salut!』(サロン サリュ!)です。
存在感の強い画だったので、木目を消してシンプルに、アクリルカバーで納めました。バタバタしてて壁に飾った画と、ナゼか店舗入口の写真(笑)・・・。

肝心の店内雰囲気が全くわかりませんが、店内との調和ももちろん良いんですのよ。
店内の一つ一つが可愛らしく素敵で、とても僕が手掛けたとは思えませんですのよ(笑)。
また機会を作って撮影入れて店舗紹介しないとなぁ。




そしてこちらも美容院『Eternal land』(エターナルランド)さんの店舗看板を作製させて頂きました。



こちらの看板のこの質感。生鉄を叩いてオリジナルで作製しました。一筆書きに見える立体的な店舗ロゴ、そして鉄のハサミ。これはオーナーさんとの打合せで、わかり易いようにベタに行こうと(笑)。

生鉄の叩き加工、そして自然風化させた錆(さび)と塗装、かなり手間暇掛かってます。
叩きの大きさや質感、そして錆の具合等、サイズ感も丁度良く、はじめからそこにあったかの様なハマリ具合。設置後、職人さん達とニンマリ、会心の出来栄えですのよ。

しかし鉄という素材の扱いは奥が深い。叩く温度や曲げる温度、厚みや幅、一筋縄では行きません。懲り過ぎて綺麗に造り過ぎると既製品に近付いて手間を気付いてもらえないと、職人さんは嘆いてました(笑)。

いつも、いろいろと考え、職人さん達と試行錯誤を繰り返し作製していますが、クライアントさんにはとても喜んで頂いています。僕自身も、やっぱりこの『世に一つ』というのが、嬉しさであり、やりがいなのです。

2011年5月31日火曜日

『青処 八百心』


店舗デザインの依頼、その用途は「八百屋」であった。


昨今、ほとんどの人はスーパーマーケット等の総合店舗で買い物をする機会が多いと思う。

様々な分野が合理化、効率化、大型化し、1箇所のスーパーマーケット、もしくはコンビニに行けば殆どの物がいつでも(24時間営業)揃う時代であり、確かに大変便利な世の中である。

しかし、一方で、その便利さ追求故に、多くの場所で、過去の大切な町の風景(商店街等)が消えかかっているのも現実である。

思い返せば、幼少の頃、親に使いを頼まれ、八百屋を筆頭に、魚屋、肉屋、酒屋などなど、地元に根付いた商店街の馴染みの商店に出向き、おじちゃんおばちゃん相手に買い物してたなぁと思い出す。

その頃に感じた、それぞれの商店の独特な雰囲気や活気、目と目を見て会話や対話をしながらの買い物が懐かしい。

スーパーマーケット等のセルフサービス形態の店舗では味わえない、人と人との直接的なコミュニケーションを感じ、尚且つ、鮮度や商品構成、そして武器となる拘りの分野を特化出来れば、市街地であろうが地方であろうが、大いに可能性を見出せる。そういった新しい商店の在り方をクライアントと共に模索して行った。

活気と言えば、真っ先に市場(いちば)などの場所が思い付く。人の多い土地に、楽市・楽座・売り場のような一つの点が出来、その点が発端となり、また新たな点を呼び、一つ一つ増殖しながら一人一人が繋がり、市場(いちば)のような点の集合体である場所や地域が生まれる。その集合体こそが町の商店街の成り立ちのはずである。

本来、スーパーマーケットとは、市場(マーケット)を上回る(スーパー)場を目指して発達して来たはずの形態であるが、セルフサービスという形態である限り、人と人とのコミュニケーションの場としては、市場(いちば)やデリの様な場には敵わないだろう。

更に、全国的に食の不安が目立つ昨今である。売り手自身が、直接農家と対話し、直接手に触れ、直接売る事で、季節の旬の物、商品の鮮度や出来栄えも、リアルに直接ユーザーに訴える事が来る。そうする事で商品と一緒に『安心』も買える様な店舗になる。個人個人への量り売りにも対応するキメ細やかさや、配達サービス、そんな気の利いた地域に密着した動きが『商店』でなら可能なのではないか。

大型スーパーとは違うポジションが確実に存在し、一つの物に特化出来る、と言う武器を持った『商店』の新しい在り方が、必ずあるはずである。


新鮮な青果の鮮やかさと無垢の力強い木質をあえて対峙させる。青空市場のテントの様な軽やかさを備える。視角的にも空気的にも、外部と内部の境目を極力排除し、内外のエネルギーを調和させる。

町(外)の一部であり、店(内)も町である。そんな少し新しい場所を意図し、これを回答とした。



この場所が、一つ一つ、そして、一人一人、少しづつ『繋がる場』として進化し、地域活性の役割を担って行き、人々に末永く愛される場所となる事を強く期待している。



物事の現状を客観的に見直し、新しい可能性を模索し、果敢に挑戦して行く。そんなクライアントの真摯な姿勢に大いに共感しました。

大きな勇気が必要な最初の第1歩に、微力ながら携わる機会を頂けた事を心より感謝致します。

また当プロジェクトも、様々なpartnerの皆様に協力頂き実現出来た事を、重ねて感謝致します。


URAKATA design office & partners
刈内 邦夫




『青処 八百心』
広島市中区袋町2-22 袋町Kビル1F
tel:082-236-1165
fax:082-236-1175











2011年5月25日水曜日

『Fashion Check !!』



天気状況:曇り時々晴れ
行動目的:現場視察
撮影場所:中区袋町
撮影者:shibachan
相方:solo

◎type:Daiku
・Vintage Helmet(60's KANGOL)
・Sunglasses(CUTLER AND GROSS)
・Vintage T-shirt(SEDITIONARIES)
・Silver Bracelet(60's MEXICAN VINTAGE)
・Black Denim Pants(CELT & COBRA)
・Studs Belt(NO BRAND)
・Engineer Boots(60's VINTAGE)
・Glove(JAPANESE GUNTE)
・a handsaw(KATABA NOKOGIRI)
・a tape measure(KOMELON 5.5m)
・a pencil(STAEDTLER)
・a wood(SUGI)


Fashionable!!

2011年5月24日火曜日

『青処 八百心 OPEN』




店舗デザインを手掛けさせて頂いた八百屋『青処 八百心』が、中区袋町にOPENです。

『青処 八百心』
広島市中区袋町2-22 袋町Kビル1F
tel:082-236-1165
fax:082-236-1175

5月26日(木) AM10:00 OPEN 

26日~28日の3日間はOPEN記念セールとの事。チラシの値段激安でした。

厳選された野菜や果物がずらり並びます。

是非、ご贔屓に。



あ、店舗デザインもしっかりご贔屓に(笑)。

2011年5月22日日曜日

『私は虫である』





『私は虫である』 熊田千佳慕の言葉


良い本に出会いました。


日本のファーブルと言われた、細密画家の熊田千佳慕さん。
写真と見間違える程繊細でリアルな画を残された画家さんです。

シンプルで読みやすい本でした。
何日も掛けて10冊のこ難しい本を読むより、2時間ほどで、ガツンと勇気を頂けました。

『私は虫であり、虫は私である』

いや~凄い。

この言葉だけ見ると全く持って『?』ですが、仕事なり遊びなり、真剣に何かに向き合っている人は誰にでも当てはまる事だと思います。生涯現役で、一つの事にこれだけ向き合えた人だから言える言葉なんですね。

本の中の文章を、全てこのBLOGにトレースしたいぐらいですが、さすがにやめときます(笑)。

本中の挿絵や写真もぶちええです。URAKATA文庫にも展示中です。是非手にとって読んでみて下さい。


僕もいつか、『私は建築である』と胸を張って言えるくらいになりたいですね(笑)。