髪結床 月白

髪結床 月白

2016年3月3日木曜日

『宝箱』

3月に入りました。先日の寒波が過ぎ、暖かくなりそうな気配。そろそろ春ですかね。
最近はインスタ等でサラッとが主流になってしまってますが、久し振りにBLOGで紹介を。
今回は『箱』です。










建物の設計と併せて、一緒に家具などを作らせて頂く事も多いのですが、今回は以前手掛けさせて頂いたお店から『箱』のデザインのご依頼を頂きました。それが写真の箱です。今回はクライアントさんがアンティーク好きとあって、ウォルナット無垢材と真鍮製の金物で、今後の育ちが楽しみな組み合わせにしました。

カラーセラピーで使用するカラーボトルを入れておく為の箱で、狙い通り何とも愛嬌ある仕上がりに。ちょい見えする色付きボトルを入れて、そりゃニンマリしましたよ。笑

いつも思いますが、家具は建築と同じだなと。用途と構造、耐用年数にサイズと素材。ミリ以下の調整が必要になりますので、確認と微調整の繰り返し。サイズと重量の検討、木と木の取り合い部分の納め方、木の柄の向き、角のアール部分のサイズ、塗装の種類や塗り回数、金物の選定や加工の精度・・・家具屋さんとのやりとり、いつも本当に勉強になります。

ただの『箱』非ず。これぞ大量生産品ではとても出せない拘りのクオリティーです。

木の種類やサイズによってはいろいろと組み合わせが出来そうですが、自分なら何を入れる『箱』なのだろう・・・きっと『宝物』を入れますよね。大事にしてもらいなよ〜。




2015年4月3日金曜日

『会場をつくる』

先日、イベントのお手伝いを。

『土橋散髪倶楽部』

イベント会場、企画、共に、土橋町『LOG』さんです。
「伊達男達が、正装し髪を整える」+「美味い飯と美味い酒」=?
狙いはこんな感じか。

普段僕が携わっている仕事は、店舗にせよ住宅にせよ、一般的には寿命が長いとされていますが、今回は一夜限りのガチンコです。LOG店主、理髪家、書道家、仕立て家、料理家、理美容メーカー、そしてURAKATA・・・と、おっさんばっかり(笑)。
会場構成という位置付けで、あれこれ考えて取組んだのですが、正装の方や着物姿の女性も見られ、何とも優雅で贅沢な、大人な夜場になりました。

一夜明け、二日酔いのおっさん数名での撤収作業、ものの小一時間で、魔法が解けたかの様にいつものLOG・・・は、儚い・・。笑

あの夜はまさに「打ち上げ花火」だったな・・・。







2014年7月17日木曜日

『READAN DEAT』










住宅、店舗、空間。プロジェクトは様々だが、場を用途やジャンルで区切る事が難しい時代。

先日、手掛けさせて頂いた店舗、『READAN DEAT(リーダンディート)』がOPENした。



「BOOK&? TEBLEWARE&? ART&? CAFE&? EVENT&?・・・&?」



まさに、用途やジャンルが定まらない。いろんな事がリンクする面白いお店。

いろいろと変化しながら、複雑にではなくシンプルに、進化して行くのだと思う。





2014年3月12日水曜日

『2014.3.11』

震災から今日で3年。



この3年という時間の経過が、早いのか遅いのか正直分からない。

いったいどうなれば復興完了なのか、正直全く分かっていない。

解体するのか保存するのか、高さは何メートルが適切なのか、何をどうすればどの範囲まで帰宅させるべきなのか・・・ニュースや新聞やネットを見ては、一応自分も考えてみるのだが、やはり答えは持っていない・・・。




情けないが、これが、去年の3.11から365日経過した、今現在の自分である。




ただ、自分の中で、以前より物事の捉え方や、物事への取り組み方、考え方が、変わって来ているようには思う。

日々の忙しさに追われ、大切な何かを見失わない様に生きる事で精一杯だが、大切な物が何であるのかだけは、何故か不思議と分かって来た。

そして自分にも、去年からの365日という時間の中で、楽しい事やつらい事、嬉しい事や悲しい事、様々な出来事があった。それらの経験が積み重なり、大きな肥しにもなった。

そして、今でも変わらず募金を募り続ける素敵な店があり、現地東北に出向きでかい声で今晩歌っている友がいて、3年目の今日を真剣に語る夫婦がいる。

忘れない事、風化させない事、やっぱり何事も、継続が大事と思う。


昨日より今日、今日より明日。たまに立ち止まったり戻ったりしながらでも、少しずつ前へ進んで生きて行こう。




2014.3.11に記す








2013年3月29日金曜日

『WAGON』

ヘアサロン用の作業ワゴンを作製しました。今回は『夫婦ワゴン』。笑



サイズ、収納物、使い方・・・等々、時間を掛け、打合せをしながら、じっくり検討させて頂きました。

写真では、なかなか素材感までは伝わらないのですが・・・。黒は、スチール素材の存在感が有り、渋い表情で格好良い。白は、と言ってもアイボリーなのですが、塗料とレザーの色の相性が非常に良く、シンプルで可愛いですね。もうすでに10年くらい使い込んだ雰囲気で、貫禄があります。サイズ、シルエット、素材感、全て納得の出来栄えです。オーナー様にも、大変喜んで頂けました。


納品時には、営業中にもかかわらず、鉄職人さんと自画自賛しながら、あれやこれやと、場所や角度を変えては写真を取り、大はしゃぎ・・・。その節は大変ご迷惑をお掛けしました・・・。


使用材料は、鉄、木、革、塗料少々、そして、愛と情熱です。(笑)

木を使ったり、鉄を使ったり、選択肢は様々ですが、やはり、何と言っても、「世界に一つのオリジナル」というのが嬉しいですね。


大事にぃ、してもらいなよ~。(家具CM風)
















2013年3月23日土曜日

『キヲクの空箱』

3月も終盤に差し掛かりました。外はだいぶ暖かくなりましたが、そろそろサクラ咲きましたかね?

花見したいな~。


少し前になりますが、古民家ギャラリー『キヲクの空箱』の、工事打上げにお邪魔した際、少し写真撮っていたのですが、見返してみたら、ええ感じの撮れてましたので、どうぞ。









最後の一枚は、『キヲクの空箱』主宰、空本さんのお気に入りの場所でパチリ。

ギャラリーは、いよいよ4月4日からオープニング企画、『オワリはじまり』展がスタートらしいです。

行かれた際には、是非、主宰お気に入りのこの場所からギャラリー内を眺めてみて下さい。

2013年3月11日月曜日

『3.11』

3.11。


建築なんてなんの役にも立たないのか・・・。


自分にとって、そんな事を突き付けられた日だった。



あの震災から2年が経過。



震災直後、ニュースで見た、今でも忘れられない光景。

昨年訪れた東北は、瓦礫の山と見渡す限りの更地だった。

今年も訪れなければならない。難しくも、少しずつ復興に向かう姿を目に焼き付けに。



建築なんて・・・なんて思ってはいない。夢と誇りを持っている。

ただ、

建築なんてなんの役にも立たない・・・そんな状況が起こりうる事を決して忘れてはならない。



今、そしてこれから、この国は、みんな、いろんな事が難しい。

だからこそ、一つ一つ、丁寧に、強く、生きて行きたいと思う。

困難だから、やりがいがあり、失敗があるから、また成長出来る。

頑張って進んだその先に、絶対、輝く未来が待っている。



2013.3.11 に想う。



2013年3月5日火曜日

『椿より梅』

少し暖かくなったかな?と思ったら、また寒くなり・・・。

春が来るのを肌で感じながら、これが日本の四季の醍醐味かと。




先日、山口県萩市へ椿の群生を見に出掛けてきました。これも四季の楽しみ方の一つです。


が、残念ながら少し早かったです。


椿の見方はいろいろあると思います。緑の葉に、白樺の幹の群生を見るのも迫力があります。
つぼみのタイミングを見るのも良いでしょうし、更には、花が満開の様子を見るのはとても見応えがあるでしょう。

しかし、僕が今回見たかったタイミングは、満開の椿の花、それらの花が落ち始め、小道を埋め尽くす様子。これが見たかった。そのタイミングには、少し早かった。そういう意味です。

花の見頃を見るのは本当に難しい。その年の気温にもよりますし、前日までの天気にもよりますし、更に、そのタイミングで休みが取れる事、それが一番難しいか・・・笑。

今年は平年より寒かったせいもあるのでしょうか、これでも遅らせて行ったつもりではあったのですが、花観賞の素人ですよって、リサーチが甘かったですねぇ。

今年もう一度リベンジに行くのはスケジュール的に厳しいですが、いつか絶好のタイミングでこの椿を見たいものです。

事前に少し調べておいた梅林園、不完全燃焼の自分を満足させる為に寄ってみたのですが、ここの梅が絶好の見頃。花の見頃と人生とは、こんなもんでしょうか、思わぬ幸がありました。




若い頃は俄然、花より団子。しかし最近は、全く似合わないんですが、断然『花』が良い。

椿がとても悔しかったので、URAKATA事務所で『花を愛でる会』を発足。
皆様からの花情報お待ちしておりますのよ。おほほ。笑

で、皆さん。次はいよいよ『桜』でしょう!