島飯『 縁 ~えにし~』

島飯『 縁 ~えにし~』

2011年3月3日木曜日

『おばあちゃん』

blogご無沙汰でした。
三寒四温、暖かくなったと思ったら、また寒くなる。この時期は本当に日によって気温差が激しいですね。


実は先日、入院中だったおばあちゃんが亡くなりまして・・。
いろんな事を思い出し、どうにも、悲しみに浸ってしまいました。

おばあちゃん家での葬儀も終わり、皆で一息ついていた時、傷だらけだけどピカピカな、1本の『柱』に目が留まりました。

小さい頃は、盆と正月の休みには、親戚一同がよく集っていて、子供達の身長の伸びを、この柱にしるし、従兄妹同士で競い合っていたのを思い出しました・・・。
最後のしるしの日付が昭和64年頃。14,5歳の時です。そういえば、中学生高校生の頃になると部活のスケジュールや気恥ずかしさで行くことが減り、仕事を始めてからは、個別で顔を見に行く機会は増えていたのですが、なかなか皆で集まる事は難しくなっていました。

退院したら、おばあちゃんに見せてあげようと、伯父が、昔の写真や資料をスキャンしてパソコンにデータ化してる途中だったそうで、おばあちゃんに見せることが叶わず残念がっていました。
僕達にとって懐かしい写真もあれば、生まれる前の写真、若い頃のおばあちゃんの写真まで・・・。いろんな写真を見る事が出来ました。

後悔しても遅いですが、十数年振りに逢う親戚もいたり、おばあちゃんが生きている間に、どこかで親族皆で集まれれば良かったなぁと・・。

可愛くて優しかったおばあちゃん。
90歳と8ヶ月、長生きしてくれて本当に有難う。
安心してゆっくりと眠って下さい。



「仏壇前に供える花にはいろいろな花があり、その花の寿命も様々ですが、『咲いている花には実りがあり、そして、散り行く花にも深い意味がある』のです。」

初七日の法要でのお寺さんの言葉が心に残ってます。

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