肉割烹『まさ㐂』

肉割烹『まさ㐂』

2012年3月13日火曜日

『クリア』

こんにちは。今日は良い天気でしたね~。

URAKATA事務所は、東向きに大きな窓があります。よって、冬~春にかけて、晴れた日の午前中は燦々と陽が入り、最高に気持ち良くて、もうTシャツ1枚でも良いくらいです。という事は、夏場は昼まで地獄ですが・・・(笑)。

本日、以前から欲しかった物を購入しました。こちら。

左が普通の白熱クリア電球20Wのもの。右が今回購入したLEDクリア電球4.4Wのもの。

以前からLED電球は話題で、既にいろんな箇所で使われていると思います。初期の電球代はまだまだ高価ですが、消費電力や寿命などにメリットがあるとされ、エコにも良いとされてますね。環境に良いという程度と価格のバランスはまだ定かでは無いでしょうが、光源の方向性として消費電力と寿命の面で、これからLEDの時代になるのは間違い無いでしょう。

ただ僕は、いち意匠屋として、昔から一般的に使われ、俗に一般球と言われる、白熱球の透明クリア球の雰囲気が大好きなんです。とにかく安価で色味が良い。ただ、最近では、消費電力や寿命効率の面で、環境に悪いとされ、今後、製造が中止になるという話です。

そこに、Panasonicさんが、LEDのクリア球を出したと知って、以前から見てみたくて、ようやく入手出来ました。


上がLEDクリア、下が白熱クリア。
どうですかね?こうしてiPhoneで写真に取ると色の雰囲気の違いがハッキリ出過ぎてしまって見えてますが、クリアな感じは十分出てるし、光の拡散の仕方も美しく、合格点だと思いました。20W相当という明るさも、対応出来ていると思いますし、これなら店舗や住宅の雰囲気出したい場所でも、寿命や電気代を考えず思い切って使えると思います。

ただ、今のところ、20W相当の球しか作れないとのお話。寿命は40000時間との事で、値段は3600円くらいだったかな?他メーカーさんでは、形も数種類ありました。まだ決して安くは無いですし、色味もまだまだ完璧とは言えませんが、今後の発展や普及次第では、白熱クリア球の雰囲気をLEDで再現出来るのではと期待してます。

僕は、どうしても、このクリアな感じ、裸電球な感じ、が堪らないのです。完全に『クリアフェチ』ですね。笑

2012年3月11日日曜日

『3.11』

今日は2012.3.11。東日本大震災、あの日から、ちょうど1年。

1年前の今日、TVとPCにかじり付き、頭に中でいろんな事が渦巻いていたのを、今でもハッキリと覚えている。
あれから、自分の生活の中で何かが変わった様に思う。しかし、自分の力の無さを改めて再認識もした。

時は思った以上に早く流れる。もう1年・・・。

次の1年も、
自分の出来る事を見極めて、しっかりと歩みを進めたい。
何事も、表面じゃなく、ど真ん中から動きたい。
いつ、どこで、何があっても、大切な何かを守れる男になりたい。

・・・・・。

う~ん・・・こうなりたい、ああなりたい、~したい、~したい。考えながら書いているつもりでも、結局は自分の願望ばかり・・。駄目じゃ、言うてる端から軽い。この1年、いろんな事を調べ考えたつもりだったのか?いろんな感情が湧いて来て、何か少しでも解かった様なつもりだったのか?今日黙祷しながら、何を思っていた?

・・・自分でも、何が言いたいのかすら良く解からん。いやいや、何も言う必要が無いんよ・・・。直接被災した訳でもない、被災された方々の本心など到底解かるハズも無い、自分は何も出来なかったくせに・・・。いろいろ考えたつもりで、全く何も変わっていないじゃないか・・・。祈るだけでは駄目じゃ・・・。つまらん。




ただ、それでも、3.11の今日、何か書き残しておこうと思う。

blogとは、日記の様なものじゃろう。不細工じゃが、何も解かっとらん、ちっぽけなちっぽけな今の自分を載せるのも良いじゃろうて。次の1年の自分を戒める為にも。不細工でも、来年の今日、また自分の心にある事を書いてみよう。



東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福と、一日も早い復旧、復興を心より祈り申し上げます。


2012.3.11 刈内邦夫

2012年3月8日木曜日

『HAIR CREATE GENTS』

『HAIR CREATE GENTS』

「理髪店」の店舗デザインの依頼。

広島の風物詩として、皆に愛されている風景に路面電車がある。当projectは、とある下町のそんな路面電車線路沿い、どこか懐かしさを感じさせる趣のある通りに面し、既に地域に根ざしているテナントのリニューアルであった。

現在は、ヘアサロンというと美容院というジャンルが思い浮かび、街中ではどちらかというと、いわゆる理髪店と言われえるジャンルの方が数も少ないのでは、という印象を受ける。が、美容院であれ理髪店であれ、髪を触る事をメインとした客を満足させるサービス、という点では根本的な部分に違いは無いはずである。クライアントとのセッションの中で、流行を追い変化と進化をいとわないスタイルなのか、はたまた変わらず普遍的な部分を大事に拘り続けるスタイルなのか、そういった拘りの部分の差なのでは無いか、という解釈をした。そして、当projectは大部分で、後者に属する訳である。

店主自身、相当な拘りとユーモアを併せ持つ、男らしく繊細な伊達男である。そんな男に惚れた、男の中の男達が、生涯通えるスタイリッシュなバーバー。そんな店舗が似合うだろう・・・。頭の中では、そんな事を考えながらプログラムを組み立てて行った。

・既存の環境に違和感無く溶け込ませる事。
・既にここにある存在感を受け継ぐ事。
・今と変わらず地域に愛され続ける事。

クライアントに直に要望された訳ではない。当プロジェクトの打合せの際、何度も既存店舗に通う度、真摯で丁寧な接客や会話をみて、地域の方達に、心から愛されている姿を間近で拝見し、この場所で長年働かれ、地域に貢献されて来た歴史を重く感じざるおえなかった。デザインがどうのこうのの前に、この事実や場所に敬意を払い、既存の存在感や空気感、そして状況のような感覚を継承する事がまず有りきである、と強く感じた。そこに店主の長年の強い想いや拘りを、形として表現し、無骨さの中に繊細さや優しさといった概念を加えて共存させる事。その事が使命だと感じた。

生意気では有るが、店主とは、男として見て来た物、憧れて来た物が共通し、感覚で分かり合えた面が多かった。進行過程では、緊張感を持ちながらも楽しみながら打合せさせて頂いた。その為か、店舗デザインの面では大きく一任頂いたように思う。私自身、相当プレッシャーも大きかったが、デザイナー冥利に尽きる仕事となり、力を出し切った思いは強い。しかし、リニューアルOPENを迎え、果たしてこの店舗デザインが、この地域この場所に正解であったのかどうか、まだまだ答えは見えていない・・・。半年後か、数年後か、時間の経過と共に、この線路沿いの通りに馴染んで行き、前店舗同様、変わらず地域の方々に愛されながら育って行く事を、強く願ってやまない。


当projectも、タイトなスケジュール、さらには悪天候もあり、工程管理の難しい状況であったにも拘らず、多くのpartnersの皆様の多大な協力により形にする事が出来た事を、心より感謝致します。

私自身、地域を意識する事、歴史を意識する事、そこに携わる責任の大きさ、を、改めて実感したprojectとなりました。創業1963年と、歴史ある店舗のリニューアルに際し、少しでもかかわる貴重な経験を持てた事を、重ねて感謝致します。


URAKATA design office & partners
代表 刈内邦夫






『HAIR CREATE GENTS』
広島市西区天満町16-7
tel:082-231-7042
web:http://hc-gents.jp/